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アルビトロのお気に入りたち 2

2006–11–25 (Sat) 01:04
やっと2話目ですー。
先週にはだいたい書けていたのに、推敲に一週間かかってりゃ世話ねーや……(泣)

今回は、特に前半ちょっと頑張って、性奴ペットとなってしまったアキラ視点にも挑戦してみてます。
三人称も混ざってだけどね…(^^;;

本当は、もっとネチっこく書きたいんだけどな。
自分的にはもう一つの出来です。
うーん、まだまだ修行が足りん!




アルビトロのお気に入りたち 2


 目が覚めた時、アキラは自分が部屋に一人きりだとすぐにわかった。
 傍にいれば常に身体のどこかが触れ合っているはずの、カウの肌のぬくもりがなかったから。
 首輪以外は何も身につけていないアキラのために、室内は絶えず快適な温度に保たれていたが、アキラは思わずブルッと身震いした。
 ―― カウ
 ずっと近くにいるのが当たり前の、番い。アキラの半身。
 カウが傍らにいないだけで、常にも増して何もする気にならない。
 いつもなら、なるべくアキラが目覚める前に仕事を片付けて、アキラに気取られないように部屋に戻ってきているカウだったが、たまにはこういうこともある。仕事が長引くこともあれば、アキラがいつもより早く覚醒してしまったり。
 そんな時、アキラは言い知れぬ寂しさを味わう。
 考えることといったら、それこそカウのことだけだ。
 もっとも、今のアキラはセックスのことしか考えることはないから、カウ=犯してもらうということになる。
 早く戻ってきて欲しい。
 早く、自分に触れて欲しい。
 早く……身体の最奥に、熱いカウの分身を埋め込んで欲しい。
 そして、何度も突き上げて、快楽に溺れさせて欲しい。
 慰めに自分の雄を握り締めてみても、うねる最奥を強く穿たれながら達するという最高の悦びを覚えさせられてからというもの、放出するだけの単調な行為には最早なんの興味も湧かない。味気ない自慰は、したいとも思わない。
 うな垂れたままのモノから手を離し、もっと奥へと手を伸ばす。
 その先にある、この身体の中で一番の快楽を得られる場所へと。
 ヌルリとなんの抵抗もなく二本の指を呑み込む、かつて排泄器官だった、今はもっとも敏感な性器。
 夕べと今朝、たっぷりと注ぎ込んでもらった樹液は、自身の指で広げられた後口からまだタラタラと零れ落ちてくるほどアキラの体内に残っている。
 それに僅かばかりの安堵を感じても、自分の指だけでは本当に望んでいるところまでは届くはずもなく、快感どころか甘美な痛みさえ味わえない。
 諦めて、白く濡れた指を抜き、物憂げにそれを舐めて身体を弛緩させた。
 あと少し、ほんの少しの間だけ待っていれば、きっとすぐにカウが戻ってきてくれて、この、カウを恋しがって待ち侘びている場所へと猛る楔を打ち込んでくれるとわかっている。
 だから、今はもう少し……。
 ―― カウ、ハヤク…
 カウに優しく肌を弄られ激しく腸壁を擦られる心地よさを思い出しながら、再びうとうととアキラはまどろみ始める。


「………ぅ…ん」
 次に意識がうっすらと戻ってきた時、アキラは誰かに抱き抱えられて運ばれている途中だった。
 誰か、とは考えることも無意味だ。
 アキラの世界には、カウとご主人様しかいないのだから。

 アキラとカウ、この番いのペットたちの主、ご主人様、つまりアルビトロの名は、今のアキラは知らない。覚えていない、と言った方が正しいだろう。
 過去の記憶すべてとともに、セックス以外のことを思考することと言葉を失ってから、カウの名はアルビトロがよくそう呼ぶから、アキラ自身の名前とともにちゃんと知っている。
 けれど、アルビトロが自分を指してその名を口にするはずもなく、声帯のないカウは声を発することさえない。
 だから、アルビトロがたまに「お前たちのご主人様は私だけだ」などと教え諭してくれるから、そう認識しているだけだ。
 カウは、いつも傍にいて、いつも触れ合って、いつも気持ち良くしてくれる、なくてはならない存在。
 そしてご主人様は、そのカウを自分に与えてくれた、もっと大事な存在。
 この二つの存在が、アキラのすべて。
 愛しくて、欲しくて堪らなくて、アキラを満たしてくれる大好きな二つの肉体。
 性ペットとして生きているアキラには、なにより必要なモノ。


 眠りの延長で眼を閉じたまま抱えられながら、無意識にカウの首にしがみついていたアキラは、ポチャンという水音と足先が温い湯に静かに沈められたことで、カウがアキラの身体を洗うためにバスルームに連れてきたのだと知った。
 もちろん一緒に入るために、既にカウも衣服は着けていない。
 外ではどうあろうと、ペット部屋の中にいる時のカウは、アキラと同じようにいつも裸でいた。
 番いのペット同士ではごく当然の、仲良く睦みあうためには服などというものは邪魔でしかない。
 バスタブにたっぷりと張られた湯は、二匹のペットの体積分の水をザーッと勢いよく淵から溢れさせる。
 向かい合ってカウの腰に跨った状態で湯の半ばまで身を沈めたアキラは、首にしがみついたまま、すぐさまカウの口に吸い付いていく。飢えた舌がもどかしげに差し込まれる。 カウも即座に応えて、濃厚にアキラの舌に己のそれを絡ませていた。もちろん、その間もアキラが望んでいるはずの愛撫も忘れない。片手で背中から腰のあたりを撫で回してやれば、感度のいい肌がザワリと粟立つ様が伝わってくる。もう片方で淡い胸の尖りを弄ってやれば、口づけながらも甘く鼻を鳴らしてくる。
「…ん…ふっ…ぅんん……」
 それだけで、早く挿れて欲しいとばかりに湯の中で腰を振り始めているアキラ。焦れて互いの雄を擦り合わせ始めている。だが、カウにはこの場でやらなければならないことがあった。
 離れたがらないアキラの唇から無理矢理己を引き剥がし、手を伸ばしてバスルームの壁に据え付けてある低い棚の上からソリドを取る。それを手際良く中味を取り出して、自分の口へと入れるカウ。
 それを十分に咀嚼している間もなく、我慢しきれずに再びアキラの唇が重なってきた。
 仕方なくそれに応えつつ、口中のソリドを舌でアキラへと唾液と一緒に送り込む。
 そのままでは全く見向きもしないソリドであっても、アキラはカウの口中にあって彼の唾液に塗れた物であれば、嬉々として嚥下した。また、ここならばアキラがいくら溢そうが構わない。
 セックス以外、寝食でさえその本能から消え失せてしまったかのようなアキラに、こうやって食事を摂らせることも、番いとなってからのカウの役目となっているのだった。
 口付けながら食事をさせている間、カウは湯の中でアキラの後孔を弄ってやっている。アキラの中にそれまで注ぎ込まれた精液を掻き出すことを、性技に紛らわせて。
 それら一連の作業が終わると、やっとアキラが一番欲しているモノをくれてやる。
 その頃には、カウの欲望も熱く滾りきっていて、最初から早く咥え込みたいとひくつきを繰り返している場所へと潜り込ませるのは容易かった。
「は……あっああっ、…ん…あふっ」
 長湯をするため温くしてある湯と一緒に、湯よりもはるかに熱いカウの杭がズブズブと打ち込まれると、アキラは歓喜に喘いだ。
 待ち焦がれていたモノで満たされた悦びが、身体中に電流のように走り抜ける。
「あ…あっんっ……はっうっ」
 何度打ち突けられても、どんなに激しく擦り上げられても、飽くことなく感じる。
 もっと、もっとと願ってしまう。
 ―― モット、カウ
 アキラは自分でも上下に動く。
 二匹の動きに荒々しく揺れて毀れる湯のことなど、まったく気にかけることもない。
 けれど焦らされきった後だけに、いつもバスルームでの絶頂は早めに訪れる。
 さんざん弄られ、ぽっちりと赤く熟れた胸の粒を強く摘まれた痛みが鋭い快感となってそれを促した。
「あっあっあああっ……」
 アキラがバスタブ内の湯を白く染めたと同時に、カウもまたアキラの胎内の湯に注入していた。
 そしてすぐにズルリと抜かれた場所からそれが毀れ出し、アキラの白い湯と混ざる。
 間髪入れず抜かれたモノより頼りない太さの指を突きいれられ、まだ広がったままのそこに湯を送りながら掻き出される。
 その微妙な刺激に、またもアキラは感じて甘い鳴き声をあげていた。
「あ…ん…んん……」

 そうやってたっぷりとバスルームで戯れあった後、一旦熱いシャワーで全部を洗い流す。
 二匹のペットの夜は、まだまだこれからだった。
 夜は、彼らが待ち望む、ご主人様に可愛がってもらえる時間なのだから ――

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テーマ→咎狗の血 / ジャンル→ゲーム

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